お墓の造り
石碑
石碑本体は、もっとも基本的な備品が含まれています。本体下には納骨する部屋もつくります。最下部の芝台は泥よけのために必要に応じて設置します。
<お墓を建てる前に調べて頂きたい事項>➀骨壺の大きさ。お骨の量。➁名古屋で火葬されたかその他県外で火葬されたか。関東と関西では、骨壷の大きさ(量)と、納骨方法が異なります。名古屋地区は関西型寄りです。名古屋地区以外でのお骨は量が大量にある可能性あり。関東では、7~10寸(1尺)(約21~30cm)と大きめの骨壷を使用。拾骨の際、焼骨(火葬したお骨)をすべて骨壷に入れます。お墓の墓石の下にあるカロート(納骨スペース)も大きめで、お骨は骨壷に入れたままカロートに納めます。名古屋では、3~5寸(約9~15cm)と小さめの骨壷を使用します。拾骨の際、焼骨は一部だけを骨壷に移します。名古屋式のお墓のカロート(お骨を納める場所)は狭く、骨壷から焼骨をさらしの袋に移し替えて納めます。カロートの底は土そのままであることが多く、お骨を自然に帰すことを目的としています。骨壺の大きさ、納骨方法でカロートの設計を変える必要がありますので、ご相談させて頂けたら幸いです。
墓装品
お墓まわりの装飾品は必要なものをご指示ください。もっとも石碑とバランスがよいものをわたしたちがご提案します。
造り
外まわりの造りは大別して以下の三種類があります。
故人の人柄を偲ぶデザイン墓
故人の人生が想い浮かぶ、そんな想いをこめたお墓づくり。皆様のお気持ちをもとにデザインいたします。
墓石工事・お墓の価格について
- ・和型8寸角 中国産御影石 45万円~ ・和型8寸角 国産御影石 70万円~
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- ・洋型碑 中国産御影石 30万円~ ・洋型碑 国産御影石 40万円~
- ・当店がご提供しているのは、ほとんどの方々に最適な「きわめて低価格で実用的な墓石工事」といえます。
工事金額の決め方
石材+材料+文字彫り+人工+諸経費
で構成されています。
石材
お墓を建てる事において最も価格を左右する理由として挙げられるのが石種の選定です。墓石の費用は、石材の種類・使用する石材の量によって料金が大きく変わります。
石の量
お墓を建てる場所の広さ、墓石本体と外柵にはどの石種を使い、どのくらいの量を使うのか、墓誌・灯篭・物置台などをつけるかつけないか、条件により価格は大きく変動いたします。
石材の単価
石材には国産御影石・外国産御影石にそれぞれ単価が決まっており、原石価格が違うので、お墓に使用する石種の価格が違えば、お墓の価格は大きく変わります。
墓石一本45万円でご提供できる石もあれば、同じサイズ、同じ形で一本350万円程の高級御影石もあり、石種によって全く価格が変わってまいります。
「何がそんなに違うのか」と疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、簡単に申し上げれば、安定して供給し続けられる石は安く、供給量の少ない希少な石は高いということです。
・10トン採掘して10トンすべての石が製品になるわけではない。
それに加えて墓石は製品としてお客様に提供するためには墓石全体の色と石目を統一することが求められます。墓石はそれぞれの部材により成り立っており、花立て・香炉・水鉢・墓誌など、墓石一式で色を合わせる事が必須となります。
石材の原石には傷が出るものが多くあります。実際に加工し磨きの段階になると、小さな傷やスジが出て製品にならないものが多くあり、使える部分は残し、使い物にならないものは全て廃材となります。
ひとつひとつ工程を進めるたびに選別を重ね、選りすぐりの石だけを選定し、年間採掘量90万トンのうち最終的に製品になるのはわずか数%という石もあります。
各工程にその道の職人が関わり、ひとつの製品が出来上がります。
では価格の高い方が品質的に優れているのか?
石の品質を示すものとして代表的な墓石選びのポイントは以下の3つです。
吸水率 | 吸水率の低いものほど水を吸わない。風化具合に影響。 |
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硬度 | 硬い石は、磨くと光沢、色艶が良い。長期間の経年変化に耐えることができます。 |
密度 | 密度が高いほど詰まっている。重い石は強度があり、長持ちするといわれています。 |
お墓の価格と石の性質はあまり関係ありません。
石によって価格が大きく異なる理由は、希少価値と採石コスト(人件費)の差です。
国産石材は、外国に比べ規模が小さく、石を採るコスト(人件費)が高いです。
中国などの大きな山から採れる石は低価格、日本で希少とされる、わずかしか採れない石は高価格となります。
石材の量 | 使う石の量が多いほど高く、少ないほど安い |
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石種 | 希少な石材ほど高く、たくさん採れる石は安い |
低価格だから品質が悪いとか高価格だから品質が良いということではありません。金額にとらわれず粗悪な石を選んでしまわないように、品質に重きを置くことが墓石選びのポイントと言えます。
当店では低価格なものから高品質の商品を取り揃えています。お客様のご予算に合わせて商品をご紹介させていただきます。
材料
お墓を建てるには様々な材料が必要です。一つ一つの工程の積み重ねにより堅牢なお墓が完成いたします。
墓石はただ建っているのではなく、基礎工事、耐震施工、免震施工など、災害からお墓を守る為の手間暇や材料が惜しみなく盛り込まれています。建築業界などで耐震・免振という言葉をよく耳にしますが、今や耐震・免振は当たり前であり、墓石も耐震・免振です。土台がもろければお墓は簡単に傾きます。
お墓が建ったあとにはわからないことかもしれませんが、見えない所にこそ想いが込められています。
石種
石種と産地|日本石材センター株式会社 (japan-stone-center.jp)
大丁場 庵治石|日本石材センター株式会社 (japan-stone-center.jp)
商品紹介
商品紹介|日本石材センター株式会社 (japan-stone-center.jp)
人件費
職人の人数×日数。現場の状況により適切に計算いたします。
文字彫刻
墓石に文字を彫るにも費用が必要です。一般的には
前文字 : ○○家之墓 先祖代々之墓 各宗派のお題目など
後文字 : 建立者氏名 建立日
側面もしくは墓誌 : 戒名・法名・霊名、亡くなられた年月日・俗名・御歳など
花筒・水鉢・香炉などの小物類 : 家紋や苗字・花柄など
彫刻の量の大小により費用が変わります。
諸経費
契約書の印紙代や各申請手続き費・交通費、通信費。
墓石工事の際に出た残土やコンクリートガラなどの廃材処理。
お墓を建てる立地条件の違い
墓所の広さ
お墓の敷地が広ければ、外柵に使用する石材の量が増えるのはもちろん、基礎工事などに使用する材料(生コン・鉄筋など)が多くなり、墓所の広さにあった工事費用が必要となります。
場所
数百㎏、数tもの重量の石を運ぶのも私どもの仕事です。トラックから道具や材料を運び込む距離が近いか遠いか、クレーンで横づけできる現場と横づけできない現場とでは工事にかかる時間や日数が変わり、日数分の費用が必要となります。
追加工事・事項がある場合には、お客様との合意の上で新たにお見積書を作成いたします。
※当店は見積書以上の金額は一切かかりません。
当店では、お見積・設計通りに工事が進まなかったり材料が足りなくなったりしても、見積書以上の追加料金を請求することはありません。
ご予算が少ない場合でも、仕上がりに満足していただけますよう、ご予算に合わせたプランをご提案いたします。
対応エリア
名古屋市内及び近郊
※寺院墓地・民間の墓地について
指定業者制度により墓地管理者の許可がなければ工事ができない場合があります。
まずは、すべての業者が入れるかどうか確認が必要です。
当店ではお見積りにかかる料金は無料です
ここまでご熟読していただきまして誠にありがとうございました。まだまだ分からないことやご質問があるかと思いますが、内容につきましてご相談やご不明な点がございましたら、どのようなことでもお気軽にお問い合せください。
できる限りのご要望に応じさせていただくと供に、皆様方のお力になれますよう努めてまいります。
まずはフリーダイヤルまたは、問い合わせフォームから、お気軽にご相談ください。
ご所有の墓地名、墓地番号などの情報がありましたら、お伝えください。現地を確認してまいります。